Careers採用情報|社員インタビュー

若手の育成をサポートしながら、自身の成長も叶える。入社9年目デザイナーの組織との向き合い方

クリエイティブ事業部 プロダクションユニット デザイナーチーム
町田 あさぎ
中途入社

  • 東京都渋谷区出身、7歳の娘を持つママ
  • 休日は家族3人で出かけるなど、穏やかな日常を送る
  • 2016年11月にロゾパンサンへ入社して以来、クリエイティブ事業部プロダクションユニットデザイナーチームのチーフ、リーダーを経験
    (2025年1月時点)

ーー早速ですが、町田さんの業務内容について教えてください!

Webデザイナーとして、サイト・バナーのデザインをしています。最近ではクライアントワークだけでなく、自社・グループ会社のコーポレートサイトやLP、バナーデザインなど、自社案件も担当しています。また、若手デザイナーのデザインチェックや教育などのマネジメント領域にも携わっています。

ーーデザインチェックもしているのですね。デザインチェックの際に意識していることはありますか?

UI/UXはもちろん、以下の点も踏まえた上で、時間が許す限り細かく見るようにしています。

・サイトとしてのあるべき姿や方向性
・第一印象
・課題の本質
・クライアントの要求

細かいマージンやメリハリだけでなく、実装のしやすさまで考慮し尽くしたデザインになるようアドバイスしています。

丁寧に確認することによって、メンバーが1つでも多く気づきを得て、技術の幅を広げるきっかけを作れるよう努めています。「若手デザイナーに可能な限り早く1人前のデザイナーとして自立してほしい」「後輩のデザインチェックができるまでに成長してもらいたい」という想いを胸に、日々真摯に向き合っています。

ーーチームをマネジメントする上で気をつけていることはありますか?

メンバーが働きやすさや達成感、スピード感を持って成長できる楽しさを感じられるようにしたいという想いを常に持っています。また、リーダーへの昇格を経て、「存在そのものが助けになるようなリーダーでありたい」とより明確に意識するようになりました。

そのために、寝ても覚めてもユニットのことを考えていた時期もありました。電車の中やお風呂の中でも「今日相談を受けた件は、本当の悩みは別のところにあるのでは?」と考え続け、寝る直前まで思い巡らせることもありました。自分ができることを最大限続け、その積み重ねがメンバーの希望につながればと思っていました。

ーーユニットのことをとても深く考えられているのですね。ちなみに、コミュニケーションの面で気をつけられていることはありますか?

前提として、以下の3点には気をつけています。

・なるべく笑顔でいることを意識し、話しかけやすい雰囲気を出すこと
・話しかけられた際には、なるべく待たせずにその場で話を聞くこと
・誠意を持って真摯に向き合い、話を聞くこと
話しかけやすい雰囲気を出すこと、いつもその場ですぐに話を聞くことによって、メンバーが安心して相談できる環境づくりができると考えているためです。

また、私は「相談を受けた際には、相手の悩みに対して正論のみで答えるのではなく、メンバーが何か気づきを得たり、考えの糸口を見つけられるようにしたい」という思いがあります。そのために、真摯に向き合って話を聞くことで相手の状況を深く理解するよう努めているほか、時には自身の過去の失敗や苦い経験を織り交ぜてお話しすることもあります。一緒にランチに行って気分転換をすることもありますね。

他にも、未経験のメンバーが多く在籍していた時期には、定期的な1on1を実施し、“とにかくなんでも聞いていい時間”を設けていました。Webデザインのことはもちろん、会社や組織のこと、コーディングのことなど…。あらゆる質問に答えられる場を作っていました。

ーーデザインのお仕事をする上で欠かせないことはなんですか?

論理的な思考を欠かさず、デザインで使用するフォントやあらゆるパーツに意味を持たせることです。意味や理由のないデザインは、ただ見た目が整っているだけで面白みや感動もなく、ユーザーの心に響くものではないと考えているからです。ロゾパンサンはWebサイトを作る上で企業理解やブランド理解に重点を置いており、時にはデザイナーが3C分析などのマーケティング環境分析をすることもあります。また、状況によっては情報設計や構成設計まで携わることもあります。企業やブランドの特色をデザインに落とし込むためには明確な意図を持つ必要があり、情報を点ではなく線で捉えストーリーとして伝えることが大切だと考えています。

また、クライアントの期待値以上のアウトプットを提供することが必須であるため、サイトの最終目的を見据えて潜在的な課題を見出すことも重要です。もちろん、クライアントの熱い想いをそのまま形にしてユーザーに伝えることもとても大事ですが、最も重きを置くべきなのはWebサイトを閲覧するユーザーの視点です。このどちらをも叶えられる最適解を生み出せるよう、思考を凝らし決断を重ねています。

ーーこの思考は、前職時代から意識していたのですか?

ロゾパンサンに入社してから、より強く意識するようになりました。大事にしている価値観にもあるように、ロゾパンサンには「深く考える」という文化が根付いています。前の会社にいた時から「デザインには理由が必要」という指導を受けていましたが、考えることを大事にしているロゾパンサンだからこそ、論理的な意味を持つデザインを生み出そうという意識が確立されました

ーー論理的なデザインをどのように身につけられたのですか?

上司の指導を受けながらトライ&エラーを繰り返し、とにかく実践することですね。ありがたいことに、細かく指導してくださる上司に恵まれてきたので、「どうしたら修正の回数を減らせるか?」「どうしたら多くの人を納得させるデザインに仕上がるか?」を常に意識しながらデザインに取り組んできました。その積み重ねの結果、少しずつ論理的なデザインができるようになったと感じています。

ーーどのようなフィードバックを受けていたのですか?

ロゾパンサンに入社してからは代表にデザインを見ていただく機会もあったのですが、その際にはクライアントやユーザーの視点に基づいたフィードバックをいただきました。いずれも、自分では思いつかなかった視点を得られる貴重な機会でしたね。フィードバックをいただいた後は「指摘された点を次回は必ず活かそう!」と自分を奮い立たせていました

代表は私の想像を超える広い視野で物事を捉えられているので、代表と話すたびにすごく刺激を受けて、「代表の思考に追いつかないと」という気持ちになります。常に向上心を磨ける環境で、すごくありがたいです。

ーーロゾパンサンで長く働き続けられるのはなぜでしょうか?

ライフステージの変化に応じて、業務内容や働き方を都度相談できる環境があったからです。私はロゾパンサンで働き始めて9年目になりますが、その間に結婚・出産などのライフイベントを経験しました。

子育てをしながら働くメンバーは私が初めてで、代表からは「家庭と仕事の両立に関して、要望があればまずは相談してほしい。ここから体制を整えていこう」という言葉をいただきました。自らがロールモデルとなることを目指し、後に続くメンバーにとっても働きやすいスタイルを模索しながら現在の働き方を確立しました。例えば、時短勤務への変更や、大規模な制作案件から単発案件へのシフトなどがあります。また、一時的にデザイン業務を離れ、教育に専念していた時期もあります。

ーー家庭と仕事を両立する上で、気をつけていることはありますか?

責任感を強く持ち、「必ず成果を出す」という意識で仕事に取り組むことです。柔軟な働き方ができているのは、現在のライフステージにおける限られたリソースの中でも最大限の成果を上げるためだと考えています。家庭と仕事のバランスをとりながら、デザイナーとして成長しつつ、新しい働き方のロールモデルを作ることで、組織にも貢献したいと考えています。

ーー長年ロゾパンサンで働いていて、どのような変化を感じますか?

組織構造と提供価値のどちらも変わったと思います。私が入社した頃は3つのユニットで構成された20名ほどの組織でしたが、現在のロゾパンサンは8つの事業部と15のユニット・約100名のメンバーを擁する組織にまで成長しました。RPBC株式会社、John Locke株式会社の2つのグループ会社も設立され、さらに勢いが加速しています。

組織の拡大に伴い、提供価値も拡大し続けています。元々、コンサルティング領域を中心としたマーケティングソリューションを提供していましたが、自社で対応できる範囲は限られていました。それが現在では、事業戦略からオペレーションの実装まで、幅広いソリューションを展開するようになりました。ソリューションの幅を広げることで、各領域のシナジーを生み出しながらより多くの課題を解決し、クライアントへの提供価値を最大化しています。私が所属しているプロダクションユニットも、ソリューションの幅を広げる過程で生まれた組織です。

また、ロゾパンサンはBtoB向けのご支援を提供していますが、先述したグループ会社のRPBC株式会社はBtoC向けのファッションブランドを複数展開しています。ターゲットの範囲が広がり、さらなる価値を提供できる企業になりました。

その一方で、組織の根底にある価値観や考え方の軸は変わっていないと思います。急速に成長しながらも、会社全体で大事にしている軸がブレない点は、ロゾパンサンの魅力の一つだと感じています。

ーーロゾパンサンで働く楽しさはどのようなところにありますか?

「組織の拡大に伴い、自身が対応できる幅が広がること」と「自身のスキル向上が組織のさらなる成長につながること」の両方を実感できるところです。まず前者について、入社当初はアパレル業界の案件が多かったのですが、組織が拡大した今では、幅広い業界の案件に携わることができるようになりました。また、YouTubeのサムネイルデザインなど、Web領域以外のクリエイティブにも関わる機会が増え、大きな学びとなっています。常に進化し続ける環境に身を置くことで自身のスキルも自然と向上しますし、日々発見があって楽しいです。

後者については、グループ会社が展開するファッションブランドのポスターデザインを担当した際に特に強く感じました。ブランドを象徴する媒体のデザインを任せていただいたことで、ブランド拡大に貢献できるワクワク感ややりがいを強く感じたことを覚えています。裁量権の大きいロゾパンサンで働いていると、会社の成長に貢献している手応えを感じることができます。

ーープロダクションユニットのメンバーにはどのような方が多いですか?

真面目で穏やかな人が多いです。私は2016年に入社したのですが、当時から「PU(プロダクションユニット)のメンバーっていつも良い雰囲気だよね」と他部署の方から言われていました。メンバーが入れ替わってもその雰囲気は変わらず、幅広い年代のメンバーが和やかに話すことができる環境です。

また、勉強意欲の高い方が多いのも特徴です。この業界では、上司が手取り足取り教えるというよりも、まずは自分で考え抜き、それでもわからないことがあったら上司に聞くというスタイルが多いのですが、その中で各々があらゆる勉強法を編み出して学習に励み、インプットとアウトプットを繰り返しています。ロゾパンサンでは「アウトプットすることを意識してインプットをするべきである」という考えが根付いているため、自ずとそのスタイルが確立されます。

ーープロダクションユニットの役職者の方にはどのような方が多いですか?

役職者の方々も本当に真面目で、どなたも責任感が強いですね。また、役職者は特に、高いスキルと豊富な知見を持つメンバーが多いです。現在はマネジメントに注力されている方も、実際に作業を担当されると、驚くほどスピーディーにタスクを完了されます。さらに、それぞれの専門領域に関する質問にも、まるで事前に調べていたかのように、細かく的確に回答してくださるのが印象的です。

ーーどのようなデザイナーに入社してもらいたいですか?

“Webデザイナー”という枠にとらわれず、自分の対応できる範囲を広げることに対して前向きな方に、ぜひ入社していただきたいですね。ロゾパンサンでは、様々な経験を積むチャンスがあります。新しい業務に取り組む機会があった際、「スキルアップのチャンスだ」と前向きに捉え、自身が成長しながら会社に貢献しようと思える意識がある人は、ロゾパンサンという環境の中で楽しんで働くことができると思います。

ロゾパンサンのデザイナーとして、Webデザイナーの枠を超えたスキルを身につけてみませんか?チャレンジ精神豊富な方からのご応募を、ぜひお待ちしております!

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