Careers採用情報|社員インタビュー

全社MVP受賞のメディアプランナー。深く考え、努力し続けた1年間を振り返る

デジタルマーケティング事業部 メディアマーケティングユニット
関口 梓織
中途入社

  • デジタルマーケティング事業部メディアマーケティングユニットにてメディアプランナーとして活躍中
  • 新卒入社した会社ではSIerの提案SEとして要件定義などの業務を担当
  • スクールに通ってマーケティングを学んだのち、2021年11月にロゾパンサンへ中途入社
  • 2024年には、全社で1人しか選ばれない通期MVPを獲得

(2025年4月時点)

ーー関口さんは、普段どのようなお仕事をされているのでしょうか?

一言で言うと、デジタル広告を活用してクライアントの課題を解決するお仕事です。私はメディアプランナーとして、クライアントの要望をもとに、主にターゲットの分析、配信メディアの選択、広告予算管理、キャンペーンの効果測定などを行っています。

ーーどのような依頼を受けることが多いのでしょうか?

何年も継続いただいている既存のクライアントを中心に「課題解決のためにメディアプランの見直しをしてほしい」という依頼をいただきます。クライアントが感じている課題は、短期的な課題から中長期的な課題までさまざまです。

例えば、「ECサイトにおけるリピーター率は高いものの新規顧客の獲得や集客面に課題があるため、メディアプランの見直しを行ってほしい」といった中長期的なご依頼をいただくことがあります。このような場合には、四半期ごとに各メニューの新規獲得比率、会員獲得単価、費用対効果などのデータを確認し、現在のメディアプランが適正であるか再検討した上、ご提案・実装を行います。

ーー日々の業務に取り組む上で、気をつけていることはありますか?

単に「商品やサービスの広告を配信する」ということにとどまらず、クライアントの方針、課題、ブランドイメージや価値観を深く理解し、それらをメディアを通じて効果的に配信・解決する戦略を考えるようにしています。また、新しい情報のキャッチアップや検証を継続的に行うことで、広告媒体の日々のアップデートにも対応し、広告効果を最大化する施策を立案できるようにしています。

ーーメディアプランナーのやりがいを教えてください!

成果が目に見えてわかるところです。自分で立案して実施した施策のインパクトが数字に表れた時には達成感を感じます。また、成果が出た時にはクライアントから感謝の言葉をいただくことも多いですし、成果を出し続けることで自分が信頼されていると感じる機会も増えていくので、その点も日々のやりがいにつながっています。

ーーメディアプランナーのお仕事を選ばれたのはなぜでしょうか?

元々誰かの夢を応援するのが好きな性格だったので、商品や会社の魅力を伝える仕事がしたいなと考えていたからです。

どんなに良い商品や良い会社があっても、魅力が伝わらなければ売れませんし、求めている人にも届きません。ですが、Webメディアを活用したマーケティング施策を実施することによって、早く、広く、正確に商品や会社の魅力を伝え、人の心を動かすことができます。自分やターゲットの所在に関わらず、ダイレクトかつスピーディーにアプローチすることができる、という点に魅力を感じ、「メディアプランナー職であればやりがいを持って働くことができるのでは」と考えました。

ーー数ある会社の中でもロゾパンサンを選んだ理由を教えてください!

裁量権の大きさとスピード感を兼ね備えた環境がロゾパンサンだったためです。

私は転職活動の際、「早く成長したい」という想いを強く持っていました。マーケティングのスクールに通って知識のインプットはしていたものの、実務を経験できていないことに対する焦りを強く感じていたためです。実務経験を積み、自身の成長をより早く実現するため、裁量権の大きさやスピード感を最重要視していました。

それに加えて、ロゾパンサンがファッション・アパレル領域に強みを持つ企業であったことが決め手となりました。自分の関心がある業界に携わりたいと考えていたので、「ファッション関連の案件が多いロゾパンサンで働きたい!」と強く思い、ロゾパンサンを第一志望にしていました。

ーー実際に入社してみてどうでしたか?

私にとってすごく理想的な環境でした。転職時に重要視していた要素の中でも、特にスピード感を実感する機会がとても多いです。

ロゾパンサンは「上位者がサポートするから、まずは1回やってみよう」という文化なので、独り立ちまでの期間が短いと思います。もちろん負荷がかかりすぎないよう調整していただけますが、基本的に求められる成長スピードは早いです。

また、クライアントの期待に応える上でも、スピード感は欠かせません。広告を配信するメディアの機能もどんどん変わっていくので、最適な手法を立案するためには、日々情報をキャッチアップして吸収する必要があるためです。短いスパンで知識をアップデートしていくうちに、自然とスピード感を意識するようになりました。

ーー全社MVPの受賞、おめでとうございます。MVP受賞を知ったときのお気持ちを教えてください!

初めはすごく驚きました。小さい頃から“1等賞”を獲ったことがなかったので、まさか自分が賞を獲れるような人ではないと思っていたためです。

今の感情として最も大きいのは、周りへの感謝ですね。正直「この1年すごく頑張ってきたな」という自負はありましたが、自分だけが頑張っていたとは思っていません。チームのメンバー全員が最大限の力を発揮している中で、私が困ったときには周りの方々が助けの手を差し伸べてくださる機会も多くありました。お互いに支え合いながら仕事を進めていたので、ユニットの皆さんには非常に感謝しています。

ーーMVPを受賞された2024年の業務内容は、それまでの業務内容と違いはありましたか?

業務内容自体は大きくは変わらないのですが、2024年にはユニットの中でも最も大きい案件に、運用を軌道に乗せていくための整備面から携わりました。今まではすでにフローが整備されていた案件を運用していくことが多かったので、この点は大きな違いですね。

ーーご自身では、今回のMVP受賞はどのような点が評価された結果だと感じられていますか?

案件の推進力だと思います。大規模案件をスムーズに運用するためのフロー・体制構築を行ったので、単なる広告運用スキルだけでなく、プロジェクト全体を指揮するスキルがついた点を評価いただけたと思います。

また、特にこの1年間はスピード感も評価いただいたと思います。大規模案件は事業部長の川村さんと一緒に担当していたのですが、川村さんがご多忙の中でも案件をスムーズに回すべく、「あとは承認だけいただければ良い」という状態になるよう、自分からプロジェクトを進めていました

クライアントへの対応では、スピード感を保ったまま成果の質にもこだわることを意識していました。基本的なことではありますが、クライアントに信頼していただけるようメッセージを迅速かつ丁寧に返信したり、短納期のご依頼にも柔軟に、かつクオリティを落とさず対応していました。

ーー2024年はとても忙しい1年だったかと思いますが、その中でもやりがいや楽しさを感じた瞬間はありますか?

クライアント企業のマーケティングご担当者様だけでなく、ブランドのご担当者様の信頼も得られたなと感じた瞬間は、やりがいを感じました。メディアプランナーは配信結果などの定量的な情報を中心に施策を立案するのですが、ブランドのご担当者様にはブランドなりの想いがあるため、私が立案した施策とブランドとしての考えにギャップが生じることがあるんです。そんな中でも、広告効果が向上したことのご報告をした際や、ブランド側の想いも反映した広告配信が成功した際には、感謝のお言葉をいただく機会が多く、存在価値が認められたような気持ちでとても達成感がありました。クライアントの求めているものを先読みできた際には、「ここまで言わなくてもやってくれるなんてさすがです、ありがとうございます」というお言葉をいただくことができ、信頼を積み重ねられたことを実感しましたね。

ーー2024年の業務で大変だった点はありますか?

大規模案件の運用に向けた整備を行う中で、周りの人を多く巻き込む必要があった点は大変だったと思います。この案件では多くの関係者を巻き込みながら進めたのですが、そのためには運用の基盤を整理し、誰にとってもわかりやすいフローを構築することが不可欠でした。案件をスムーズに進めるためには、他のプランナーの方や、レポート作成や入稿作業を行ってくださるアドミニストレーションの方に迷いなく作業をしていただき、最大限の成果を発揮してもらうための仕組みが必要だったためです。正直、複雑な案件を整備することに苦戦してしまい、常に円滑に業務を進められていたわけではありません…。ですが、関わる方々の役割をしっかり認識し、「どういった説明であれば端的に理解していただくことができるか?」「どういったフローであれば人為的なミスを防げるか?」といった点を意識しながら業務を進めていました。

さらに、私がやりたいことを実現するためには、社内メンバーだけでなくクライアントも巻き込む必要がありました。クライアントに動いてもらうためにはその分の工数を割いてもらう必要が生じるので、なるべく単純なフローを構築することでクライアントに割いていただく工数を最小限にし、私からのご依頼がしやすい状況を作り出しました。

ーー周りを巻き込む上で気をつけていたことなどはありますか?

目的をはっきりさせた上で巻き込むことです。それぞれの立場によって物事の見え方は異なりますし、求めていることや考えていることもバラバラです。そのため、各立場の方が何を求めているのか、またそれぞれの方には何をしてもらう必要があるのかを考えながら、的確に導いていけるよう意識していました。

ーー具体的なエピソードがあれば教えてください!

特にクライアントへのご依頼事項があるときには、俯瞰的に状況を整理した上でご依頼の仕方を見直すことで、プロジェクトを進行しやすくなった経験があります。

「クライアント側で対応が必要な作業が発生した際には、なるべく早くご依頼する」ということは元々心がけていましたが、クライアントもお忙しいため、ただ早くお伝えするだけではすぐにご対応いただけないこともありました。ですが、成果を出すためにはクライアントのご協力が不可欠です。

そこで、以下のような観点から状況を整理し、依頼方法や依頼内容を見直すようにしました。

・クライアント側が今最も求めていることは何か
・ご依頼した作業を進行いただくことでどれだけの効果が見込めるか
・期待される効果を踏まえるとこの作業の優先度はどのくらい高いか
・作業時間はどのくらいかかるか
・なるべく負荷が少ないご依頼内容になっているか

単純に「動いていただけないのでうまく進められない」で終わらせるのではなく、「自分の依頼方法や伝え方に工夫の余地はなかったか?」と振り返り、改善を繰り返すことで、プロジェクトを円滑に進行できるようになったと思います。

ーー仕事を進める上で、何をモチベーションにされていたのでしょうか?

ロゾパンサンに入社する時にイメージしていた“30歳の自分の理想像”に近づこうという気持ちです。この1年間の中で、正直辛い瞬間もありましたし、心が折れそうになる瞬間もありました。それでも、「理想像に近づくためにはここで立ち止まっていてはダメだ」と思い、仕事を頑張るエネルギーとしていました

また、ユニットのメンバーの存在も大きいです。先ほどの内容とも被るのですが、困った際には手を差し伸べてくれるメンバーばかりで、日々支えられていました。リモートワークの時でも皆さんすぐに返信が返ってきますし、相談事があった際もすぐに応えてくださったりと、周りの支えがあったことも、ここまで頑張ってこられた一因です。

ーーMVP受賞後、気持ちの変化はありましたか?

「頑張りが認められた」という安心感から、一瞬肩の力が抜けました。ですがユニットのメンバーを見ていると、向上心の高さに改めて刺激を受けました。「こんなに頼りになる先輩方も、まだまだスキルを磨こうとしているんだ」と感銘を受け、自分も立ち止まってはいられないと改めて気が引き締まりました

ーー入社からの約3年半を振り返って、感じた変化はありますか?

自分の中で入社時に定めていた年次ごとの目標を達成できている実感があり、着実に成長できたなと思います。

入社1年目はインプットを重要視し、基礎的な運用手法や各媒体の情報に加え、周りのプランナーの良いところを吸収することを意識していました。2年目ではインプットした情報を活かし、上位者の指導の下、自身で仮説を立てた施策を実行、検証のサイクルを回しながら成功体験を重ねていきました。3年目では、2年目までに培ってきたスキルを活かしてさらに飛躍するべく、深く考えながら柔軟な発想で施策を立案・運用することを意識することで、大規模な案件で結果を出し、MVPも受賞することができました。

ーー深く考えることは全社で掲げているバリューの1つでもありますね。

最適な運用手法を検討する上で、深く考えることは必須だと考えています。運用に慣れてくると、ある程度パターン化された方程式を当てはめてしまいがちですが、他のプランナーの方と話をしていると、最適なパターンが他にあることに気づかされる機会があります。今までに効果が出た手法をそのまま適用することでも一定の成果にはつながるかもしれませんが、最大限の成果を生み出すためには、深く考えて幅広い手法を検討した上で最適な手法を選ぶ必要があると思います。

「アパレルブランドの売り上げを向上させるためのメディアプランを立案する」という点が共通していても、「アパレルだからこの媒体で配信するのが良いだろう」と短絡的に考えるのではなく、メディアの特性とブランドの特性を意識し、相性の良い媒体で配信できるよう気をつけています。

ーー成果を出し続ける上で重要な行動は何でしょうか?

継続的にインプットを続けることですね。デジタル広告の領域では媒体のアップデートが頻繁に起こりますし、配信結果を分析する上では数字を見るだけでなく、その背景にある変化まで捉える必要があるからです。ロゾパンサンのメディアマーケティングユニットでは、幅広い情報をキャッチアップするため、ユニットの中で「Google担当」「Instagram担当」のように担当を割り振り、知識を横展開するような仕組みができています。それによって見落としを減らし、メンバー間でのパフォーマンスを均一化することにつながっています。

ーー関口さんの今後の目標を教えてください!

最終的には「商品の魅力を伝えられる人」になりたいと考えています。そのために、クライアントが会社全体として取っていきたい売り上げの規模感など、長期的な計画まで見据えた広告戦略を立てられるプランナーになりたいです。

今の私に足りないのは、例えばCRM領域など、広告以外の領域も含めたマーケティング施策への理解や広く深い知見であると考えています。広告領域の質問には答えられるという自信があるので、SNSやサイト制作なども含めた幅広く深い知見を得ることで、包括的なご提案ができるように努力し続けます。

ーーこれからロゾパンサンに入社する人にどのようなことを期待しますか?

自分で考えを持って行動することですね。例えば広告のプランニングをする上では、施策の全てに理由が必要です。なぜこのような配信頻度になっているのか、どのようなターゲティングになっているのかなど、すべてが理由に基づいている必要があります。たとえその考えが間違っていたとしても、自分なりの考え方を持っていれば「ここの考え方が違うよ」という指摘ができ、次回に繋げることができます。これは、メディアプランナー職以外にも共通することだと思います。

また、成長を楽しめる方に、ぜひ入社していただきたいです。どんな局面でも「成長できる良い機会になったな」とポジティブに考えられている人は、どんどんスキルを身につけて活躍していると思います!

ぜひ、ロゾパンサンで一緒に成長しませんか?ご応募お待ちしています!

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