葬儀業界
葬儀のポータルサイトの参入によりWeb問い合わせ獲得単価が高騰。また葬儀単価の下落により収益性が厳しく、広告効率改善と共に問い合わせの質の改善も求められていました。
・Google/Yahoo!リスティング広告
・Google/Yahoo!ディズプレイ広告
・LP改修
・顧客データベース分析
Web上のテクニカルな改善だけでなく、実際の顧客情報についてインサイドセールスへインタビューやディスカッションを実施。まずは顧客の心理状況を深く理解することに努めました。そこで得た顧客理解を基に、ターゲットの問い合わせ時の心理状況に沿ったコンテンツに改善。具体的にはセールス色の強かった既存LPの刷新や、CV箇所の視認性(UI)やスマホでのUXも加味した改善を実施しました。
顧客管理データベースと広告CVデータを紐づけ、流入経路やリスティング広告のキーワード別の優良顧客率を分析。またキャンペーン別の予算配分やキーワード毎の細かい入札調整を実施し、成約確度の高い顧客が獲得比率の高い広告経路になるよう予算配分をアロケーション。さらに、あえて優良顧客以外にクリックされづらい広告文に刷新することで無駄なクリックによる広告費高騰を防ぐ設計に変更しました。
その結果、LPのCVR(問い合わせ率)は180%改善、CPA(問合わせ獲得単価)は70%に圧縮、優良顧客比率は165%増加しました。
クライアント側で保持するリアルな一次情報を取得しWeb施策に活用することで、CVR・CPA・優良顧客比率を向上させた事例です。
※優良顧客比率とは、Webへの問い合わせを申し込まれただけでなく商談など次のステップへ繋がった顧客を意味しています。