Careers採用情報|社員インタビュー

卸・メーカーの営業職からWeb広告プランナーへ転職。未経験から社内MVPになるまでの成長ストーリー

デジタルマーケティング事業部 メディアマーケティングユニット
北橋 一真
中途入社

Profile

ー 香港出身・千葉県松戸市育ち

ー 中央大学経済学部国際経済学科 卒業

ー 1歳の息子と公園で遊んだり買い物へ行ったりすることが休日の楽しみで、最近は家族3人で野球観戦デビュー

ー 2022年11月にロゾパンサンへ中途入社し、現在はデジタルマーケティング事業部メディアマーケティングユニットにて、Web広告のメディアプランナーとして活躍中

ー 2024年上期には、ユニットで1名しか選ばれない社内のMVPを獲得

早速ですが、北橋さんは現在どのようなお仕事をされているのですか?

ロゾパンサンのWeb広告代理店部門のメディアプランナーとして、Web広告のプランニングや運用をメインにクライアントの事業達成に貢献するため、広告効果を最大化させる仕事をしています。

前職ではどのようなお仕事をされていましたか?

1社目では卸営業をしていました。メーカーから商品を仕入れて、それを小売店に販売するという業務です。メーカーから安く仕入れるための価格交渉や発注業務までを担当していましたね。メーカーとタッグを組んで、小売店さんに「店頭に置いてください」などを交渉する立場のため、仕入れ先・販売先のどちらともやり取りをしていました。

2社目では1社目とは逆に、メーカーで仕事をしていました。まさに1社目がクライアント相手となる立場です(笑)。卸先に「新商品が出ましたが、今度〇〇の小売店で販売しましょう」という営業をかけたり、直接バイヤーさんに営業をしてたりしていました。

前職と現在では、働き方に違いはありますか?

そうですね。1社目は結構”昭和チック”で、クライアントとのやりとりもメールより電話が多く、ひっきりなしに電話かかっていましたね。コロナ禍の期間中でも、商談は対面で実施していたりとデジタルとは程遠い働き方でした。

前職のスキルで現在の業務に役立っていることはありますか?

“コミュニケーション力”と”提案力”かなと思います。1社目で携わった取引先は、色々な企業と様々な取引をしていたので、そこでのコミュニケーションで学んだことは多いですね。「こういう人にはこういう提案をしない方が良い」とか「この企業にはこういう提案した方がほうが良い」など。

あとは“ヒアリング力”も身につきました。「今、相手が考えてることはなんだろう?」「課題に思ってることは何だろう?」という目線でしっかりとヒアリングをして、クライアントごとに合わせた提案をしていくことは、1社目・2社目で身につけて今も活かせている力だと思います。

クライアントごとに合わせた提案というのは、例えば「とにかく安く商品を仕入れて売りたい」という小売店もいれば、「いやいやクオリティでしょ」や「ビジュアルでしょ」という価値観を持つクライアントもいるので、提案方法や話し方など、訴求するポイントをクライアントに合わせて提案することを大切にしていました。現在の業務でも様々な指標がある中で、『セッション数』を目標にしてるのか『訪問数』を目標にしているのかなどクライアントごとに重要視している事柄は異なります。そういった相手の課題や目標に合わせて、提案の方法を変えることは現在も心がけていますね

転職きっかけが"マーケティングに興味を持ったこと"とのことですが、そのきっかけを教えてください

1社目2社目の業務内容のゴールが、”そのバイヤーを口説いてお店に商品を置いてもらうこと”だったのですが、そのゴールを達成しても、実際の消費者の方々に手に取ってもらえなくて小売店から返品されたりすることも多々あったんです。そのことがきっかけとなり、「商品をいかにユーザーへ届けて、実際に使ってもらい、リピートしてもらうかが大事なんじゃないかな」と考え始めました。お店に置いて終わりじゃなくて、その先が本来『物を売る』ところのあるべき姿かなと思い、いかにユーザーに届けられるかを考えたいと思ったことが、マーケティングに興味を持ったきっかけです。

数あるデジタルマーケティング会社の中でも、ロゾパンサンを選んだ理由を教えてください

“成長スピード”と”業務の幅広さ”を重視して選びました。

僕がロゾパンサンへ入社したのは27歳の時。世間一般で言うと、中堅社員に差し掛かってくる年齢だったと思うのですが、そんな中で業界未経験入社という挑戦をしました。そんな未経験の業界でいざ仕事をするとなった時に、社内メンバーやクライアントからすると「未経験だから」という言い訳は通じないと思ったので、「すぐに戦力になれる環境で働きたい」という想いがあり、成長スピードを重視していました。

また”業務の幅広さ”に関しては、「専門的なスキルを身につけたいな」という想いが漠然とあったことがきっかけです。1社目2社目では専門的なスキルがあまり身につけられる環境ではなかったので、現在のWeb広告運用のような知識が必要となる仕事をしてみたいなという点と、これまでに身につけた自分の経験も生かしていきたいなという点の両方を叶えられる環境が良いなと思っていて…。転職活動をする中で、他社のWeb広告代理店では、「運用に特化している」や「フロントに特化している」という強みを掲げている会社は多かったんですけど、自分が今まで経験してきた営業スキルを活かせるフロント業務と、専門スキルを身につけられる運用業務の双方に携われるという業務の幅広さの点で、ロゾパンサンに魅力を感じて入社を決めました。

ロゾパンサンへは未経験で入社されたそうですが、入社後はどのような教育体制でしたか?

新入社員用のプログラムがしっかりと組まれているため、入社後はそのプログラムに沿って知識・経験を高めていきます。

大枠をお伝えすると、入社初月は”アドミ業務”といって、メディアプランナーの指示のもと、広告の入稿作業やレポートの作成を担当し、広告運用の基本的なフローや基礎知識を身につけていきます。アドミ業務の期間はバディがついているので、バディとの1on1や課題図書・課題動画でインプットをしながらWeb広告の知識を蓄えていきます。

2ヶ月目以降からは、実際にクライアントミーティングに参加したり、メディアプランナーとしての考え方や分析方法を先輩の近くで学び、実際に仕事を経験しながらスキルを身につけていきます。メディアプランナーとしての基本の土台は、最初の1〜2ヶ月で作り上げるイメージですね。

その後も先輩に教わりながら実際にクライアントワークに参加し、プランナーとしての経験値を増やしていきます。そして、3-4ヶ月目頃には1人でクライアントへ提案できる状態になります。

北橋さんの1日のスケジュール例を教えてください!

北橋さんの1日のスケジュール例

10:00-11:00
・チーム朝会 ※当日のグループ・個人のスケジュール確認
・メールやチャットツールの確認&返信
・仕事に役立つ情報の収集

11:00-12:00
・担当案件の数値管理

12:00-13:00
・社内勉強会 ※現在自分が担当している案件で実施している施策の結果報告や、他案件で応用できそうなことなどの共有

13:00-14:00
・ランチ

14:00-15:00
・チーム定例会の実施 ※チーム全体の業績や進捗報告など細かいタスクの報告

15:00-16:00
・クライアント定例会

16:00-19:00
・定例会後の社内振り返り
・提案した内容の実装作業
・クライアント対応
・他の案件の定例会準備

もちろん日によって違いますが、このようなスケジュールで1日を過ごすことが多いですね。チームでのMTGが頻繁に行われていて、コミュニケーションを取る機会が多いユニットだと感じています。

Web広告業界未経験で入社されて、ギャップを感じたことはありますか?

まず入社してすぐに大変だと思ったことは、横文字が多いことです。『CV』とかもそうですし、英語3文字の『CTR』『CPC』など…。前職では横文字を全く使わないような業界だったので、やはり覚えるまでに大変でしたし、各指標を出すための計算式などもあるので頭がパンクしそうでしたね(笑)。

覚えること以外にも、”論理立てて考える”こと。いわば『論理的思考力』みたいなところがかなり重要だなと感じましたね。以前の職場では、結構感覚で商品を売っていた点がありました。「これはきっと売れるだろう」とか「このバイヤーはこれが好きそうだな」とか。Web広告運用の業務は、感覚ではなくて、自分でしっかりとロジックを立てて「その根拠は何なのか?」と自問自答して行動することが大切になるので、最初は慣れずにかなり苦労しましたね。

Web広告業界は横文字が多いですよね。どのようにして勉強したのですか?

僕はもう、アナログに超反復して記憶に刷り込みました。本当に学生の頃の勉強のような感じで、「CPC=クリック単価」で、計算式は…みたいなものをExcelにバーっと書き出して、それはもうひたすらに復習を繰り返して覚えました。これが効率良いのかはわからないですけど、きちんと身につけることができていると思います。

入社されてから成長したことや身についたスキルを教えてください

先ほどお話したことと被ってしまうのですが、やはり論理的思考力やPDCAを回す考え方は、新入社員研修での経験を経てできるようになったことかなと思います。あとは、業界全体が本当に変化が目まぐるしいので常にアップデートしていくことが大切で、必然的に情報収集をしないと追いつけない環境です。そういった環境によって、“学ぶ姿勢”は身についてきたなと思いますね。

北橋さんは12期下期のMVPを獲られていましたね!その時の感想を教えてください

最初は正直、驚きました。いつかは獲りたいなと思っていたのですが、この半年で実際に撮れるとは思っていなかったので、名前を呼ばれた時にはすごくびっくりしました。川村さんから表彰状を読んでいただいている時、川村さんをはじめ周りのメンバーにこの半年間は本当に支えられたなという感謝の気持ちが溢れてきたことと、せっかく選んでいただいたので「これからも結果で恩返しをしたいな」という気持ちが生まれました。

MVP獲得前と後では、気持ちに変化はございましたか?

改めて“初心に戻ろう”ということは意識しています。MVPを頂いてとても嬉しいのですが、そこで満足してしまうと、今後の仕事に対する情熱が続かなくなってしまうと思うからです。むしろ「もう一回獲りたい」くらいの気持ちが芽生えているので、もう一度初心に戻って「クライアントのために自分が何ができるのか?」「チームのために何ができるのか?」をしっかりと考えながら、丁寧に業務を進めようと思っています。

お仕事をされていてやりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?

やはり成果が上がった時にやりがいを感じます。特に、自分が提案した施策がバチっとハマって、数字が上がった時が一番やりがいを感じますね。Web広告はリアルタイムの数字が良くも悪くも見れるので、リアルタイムで確認しつつ、効果が出てくる2-3週間後に売り上げが上がっていたりするとより達成感を感じられます。もちろん成功するだけではなく失敗も多いんですけど、そこの原因分析をする上で、「なぜ失敗したのか?」「うまくいっていないのか?」というのは、単にデータを見ただけでは分からない部分もあるので、それぞれの数字をしっかりと深掘りすることを意識しています。

そのためには広告だけではなく、業界全体の情報も踏まえて分析する必要があります。例えばアパレル関係だと天気なども影響するので、そういった面までアンテナを張っている必要があります。それを広く深く分析するというのは、正直地味な作業ではありますが、そういうことを重ねてくると分析方法も自分なりに分かってくるので、結果に身に付くような提案もだんだんしやすくなってくると思います。自分でその違いがわかるようになるために、日々のトライ&エラーでやりながら身につけていくという感じですかね。

メディアマーケティングユニットの好きなところを教えてください

年齢や役職関係なく、フラットにコミュニケーションを取れる環境が好きですね。会話をする時も壁みたいなものを全く感じないです。後輩から上司に対しての質問・提案もよくありますし、そういった壁がない方がコミュニケーションも円滑にいくので仕事はしやすいと思います。風通しの良いコミュニケーションができた方が、ユニット全体のレベルも上がるかなと思っているので、そこは魅力的だなと思います。

1社目の会社が、部長と話すだけでも「めちゃくちゃ緊張する」みたいな環境でした。部長のデスクに行く時は、ジャケットを羽織ってネクタイを締めて背筋を伸ばして行くみたいな感じで…。今思うとすごい昭和ですね(笑)

またメンバーがそれぞれ、オンオフの切り替えが上手な人が多いところも好きです。業務時間中は、みんな黙々とパソコンに向かってカタカタしていて、超真面目な人ばかりだと思うかもしれないんですけど、実はちょっとした休憩時間とか会議の前後5分間とか、プライベートの話をして盛り上がったりすることもあります。そこのオンオフの切り替えができるメンバーが多くて、仕事もやりやすいですね。

事業部長の川村さんは、北橋さんにとってどんな存在ですか?

ユニットの好きなところとも被ってしまうんですけど、良い意味で”上司っぽくない方”です。川村さんは部長ですが、現場レベルの会話もしてくれますし、本当に話しやすいです。どんな質問でも答えてくれますし、保留をしないでその場ですぐに答えてくれるところがすごいなと尊敬しています。

あと僕からすると、“ヒーロー”のような存在です。未経験で入社して、最初は分からないことだらけで、頭がパンクしそうな時もあったんですけど、こっちが潰れる前に川村さんの方から「大丈夫?」とか「わからないことない?」と声をかけてくれて教えてくれたりして、その言葉に何度も救われてました。段々と大きい案件も担当するようになった後も、やっぱり「しんどいな」と思う時があるんですけど、僕が溜め込む前に川村さんの方から助けてくれたりするので、本当にヒーローのような人ですね。

 

デジタルマーケティング事業部 事業部長 川村さん

改めてメディアプランナーに向いている人はどのような人でしょうか?

まず前提として、日頃どんなことにも自分なりに疑問を持てて、自分なりの回答が出せる人だと思います。メディアプランナーは、考える力がすごく大切になってくるからです。先ほどと少しお話が被るのですが、なかなか数値が上がらない時に「なんでなんだろう?」とまず思うことが大切で、その疑問に対しては、正解でも不正解でも良いので、一旦自分なりの答えを出してみる。それでやってみてダメだったら、また新しい方法を考えて試してみる繰り返しで効果の出る施策が見つかると思うので、そういった自分なりの回答を持つということができる人が向いてるなと思います。

他にも「失敗を恐れないこと」や「チャレンジ精神旺盛なこと」も非常に重要かなと思っています。正直、広告の改善提案は、やってみないと分からないところが多いんですよ。そのため、失敗を恐れて「成果がどうなるか分からないから提案するのやめておこう」という考え方だとなかなか前に進めないので、一旦チャレンジをしてみて、行動してみる人が向いているかなと思います。

プランナーに向いている人に特徴はありますか?

人に興味を持てることはすごく重要かなと思っています。仕事をやっていく中で、仕事の話だけではなく、「そもそもこの人はどういう人なのかな?」や「どういう考えを持ってる人なのかな?」ということを知ることが大切です。相手にする人によって適切な話し方などは異なってくると思うので、個人個人に合わせた対応をするために人に興味を持てることも必要な力だなと思います。

活躍している人は、”行動力がある人”ですね。Web広告の結果というのは、良いことばっかりじゃないですし、世の中の移り変わりなどアップデートもすごく本当に頻繁に起こるので、同じことをやっていれば良いという世界ではないです。その中で新しいことを提案したりとか、新しい広告メニュー・媒体にチャレンジしてみたりとかっていう行動をしていかないと、どうしても数字は良くならないですし、会社としても成長できないと思います。新しいことに挑戦してみるというのは正直大変ですが、その中でもしっかりと準備をしてすぐに行動し、どんどん提案できる・幅を広げられる人は、やはり活躍していると思います。

これから入社してほしい人の特徴を教えてください

先ほど話したことと被ってしまいますが、“チャレンジ精神旺盛な人”、”失敗を恐れない人”、”ポジティブシンキングな人”が入ってきてくれたら嬉しいです。やはり上手くいかないことや、失敗することもすごく多いんですけど、それでも「なんとかなるだろう」みたいな、ある程度能天気なメンタルが必要かなと思います。

北橋さんが達成したい目標はありますか?

少しふわっとしてるかもしれないですが、社内・社外のどちらの人からも頼られるような存在になりたいなと思っています。僕はまだまだ未熟なところが多くて、現状ではメンバーや上司の川村さんに助けていただくことの方が圧倒的に多いです。ただ後輩も入ってきましたし、もっとみんなに負けないぐらいの行動力を持って情報収集したり、メンバーやクライアントに「北橋さんに聞けば間違いないだろう」と思ってもらえるような広告運用のプロフェッショナルを目指しています。

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