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デザインを作る側として人の心を動かしたい

デザイナー

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澤野 大

Profile

2020年1月中途入社

クリエイティブ事業部プロダクションユニット

獨協大学経済学部卒業

高校時代はラグビー部、大学時代はアメフト部と生粋の体育会系。趣味は漫画、アニメ、お笑い鑑賞、麻雀。

Q1.

澤野さんは第二新卒で入社したそうですね。前職ではどんな仕事をしていたのですか?

新卒で入社した会社で8ヶ月ぐらい経験してロゾパンサンに転職しました。ロゾパンサンには入社して4年目になります。前職では、全国展開している家具・インテリア用品の店舗で店舗運営スタッフとして働いていました。主に接客ですね。

Q2.

転職しようと思ったきっかけを教えてください。

この会社で働いていてもあまり先が見えないと思ったのがきっかけです。入社して研修を経て働いていくうちに30歳ぐらいまでは店舗で働くんだろうなって思いました。前職の一般的なキャリアパスは、2、3年で別の店舗に異動したり、一旦本社配属になってまた店舗に戻ったり、ジョブローテーションでいろいろ回る感じでした。店舗運営がメインのキャリアになるのですが、それが自分の中でピンとこなくて先行きが見えないと感じてしまいました。手に職つけたい、他の道を選択するなら早いほうがいいと思ったので1年目の途中で転職を決意しました。

Q3.

ロゾパンサンにはデザイナーとして入社されましたが、デザイナーをやりたいと思ったのはどういう経緯だったのですか?

もともとは、デザイナーってかっこいいな〜と少し興味があるぐらいの気持ちでした。そんなちょっとした気持ちがきっかけで、働きながら自分でデザイナーの勉強を始めたのですが、実際にデザインを作ったり、ロジックを学んでみたりするとめちゃめちゃ面白くて。デザインを見て「いいデザインだな」とか「かっこいいな」とか思うことってあるじゃないですか。そういう感覚的なものだけではなく実は、デザインには意図やメッセージが込められているというロジックがあることを知りました。そうやって物事を見てみるととても面白くて、自分もデザインを作る側になりたいと思いました。自分で試行錯誤して作り出したものが褒められたり成果を残したりしたらやりがいを感じるだろうなって思ってデザイナーになる決意しました。

Q4.

ロゾパンサンに入社を決めた理由はどんなところですか?

デザイナーとしての実績もなくてスクールにも通ってないとなるとデザイナー職に就くのは結構厳しくて。未経験でデザイナーとして採用してくれる会社はロゾパンサンともう1社しかありませんでした。

そのもう1社と比べてロゾパンサンに決めた理由は、一次面接を担当してくれたディレクターの先輩と話が合って、「この人の下で働いてみたい!」って思ったからです。デザインに対する考え方とか、業務のことや会社のことを話してくれて、共感できたんです。この人が上司だったら頑張れそうだなって思えたのが理由です。

Q5.

入社してからはどんな流れで業務をしていますか?

Webサイト制作の案件をやりながら自分で聞いたり、先輩に教えてもらったりしながら叩き込まれました。社会人1年目でロゾパンサンに中途入社したので、まずは仕事への向き合い方とかクライアントとのコミュニケーションの取り方とか、社会人としての基本はロゾパンサンで身に付けました。

また、新卒で入社した会社は店舗での接客だったので、デザイナーの仕事というより、物を作るという制作業務自体が初めてで仕事を覚えるのは大変でしたね。どのタイミングで見積もりを取るとか、スケジュールをどうやって組むとか、何を誰に確認しないといけないとか大枠の進め方も知らなかったので覚えるのに苦労しました。

実は、デザイナーとして入社したのですが、しばらくはディレクターをメインにやっていました。ディレクションからやることで制作業務全体の流れやディレクター、デザイナー、エンジニアなど各職種の役割とどのパートを担当しているかを知ることができました。入社してすぐにデザイナーをやるよりかはスムーズに理解できたので最初にディレクターをやれて良かったと思っています。

Q6.

ディレクターとしての業務内容を教えてください。

コーポレートサイトや商品・サービスのサイト、ECサイトなどのWebサイトの新規制作やリニューアルに関するディレクションを行なっています。

わかりやすいように事例を上げると、ある観光地で乗り物のレンタルサービスを提供している会社のサービスサイトを新規で作るという案件を担当していました。クライアントからはあまり具体的な要望はなく、サービスの良さが伝わるWebサイトにしたいというざっくりとした要望だけいただいていました。

知名度がまだゼロなのでまずはサービスを認知させることも必要でした。サービスを広めるためのSNS運用は社内のコミュニケーションデザイン事業部の担当でした。WebサイトとSNSのコンテンツや温度感にギャップがないように、ブランドとしての見せ方や使用する素材についてコミュニケーションデザイン事業部と共有しながら進めました。

Webサイト制作については、SNSの投稿を見てWebサイトに来た人に対して、抱いている疑問を解消したり、より興味を沸かせたりできるコンテンツを配置しました。そして最終的には問い合わせや予約といった行動を促せるWebサイトにしましょう、とクライアントに説明しながらWebサイトを構築していきました。今回のクライアントは、ふんわりとしたイメージは持っているけど具体的なものはない状態だったのでクライアントとの会話の中で出てきたワードを拾って、デザイン案を提示してベストな状態を探っていきました。

自分が考えて仮説を立てて検証してそれをWebサイトとしてアウトプットした時に、クライアントから「いいサイトになりました」とか感謝の言葉を言われるとやって良かったな、いい案件だったなって思います。それがやりがいなんだなと感じますね。

Q7.

澤野さんは2022年度に年間MVPを受賞されていましたね。

はい。第9期のMVPをいただきました。ディレクターは営業のように個人予算などの数字目標はないので、仕事のクオリティで評価していただいたのだと思います。

当時、アカウント・プランニング事業部(以下、AP事業部)ができたばかりで、AP事業部が制作案件を獲得してディレクターチームに依頼をするというやりとりが増えたタイミングでした。そこでAP事業部とディレクターチームを繋ぐ役割が必要になったので僕が立候補しました。どんなことをしていたかというと、例えば、AP事業部がクライアントへ提案する時にデザイナーのリソースが必要になったら、デザイナーチームのスケジュール調整をしてリソースを確保するといった仲介役をしていました。それでスムーズにAP事業部とディレクターチームの連携ができるようになったので、AP事業部の事業部長にその功績を評価していただいて年間MVPをいただけました。

仲介役といってもただ伝書鳩のように双方から言われたことを伝えるだけでは意味はないと思っています。その時から今も心掛けているのは、相手を慮ることです。仕事に関して相手というと、社内のメンバーとクライアントになりますが、どちらに対しても丁寧なコミュニケーションを取ることは心掛けていますね。「こちらお願いします。」と指示や依頼を受けたら、「なぜ」「どのように」「いつまでに」と依頼の背景や方法、期限をきちんと把握するようにしています。また、どのように提出したら相手はわかりやすいか、不足している点はないか、ということも考えています。こういった細かい配慮が評価に繋がったのだと思います。

Q8.

MVPを受賞して何か変化はありましたか?

ありましたね。自分の内面的な部分になりますが、基本的な仕事のスタンスや持つべきマインドは間違っていなかったんだと自己肯定感に繋がって自信が持てるようになりました。

最初の頃は、たくさん時間は働いているけど仕事は身に付いているのかなとかいろいろ不安がありました。入社して2年目の時に、OJTを担当してくれていた先輩が退職して、教えてもらったことをベースに自分でいろいろ考えてやらなきゃと足元を踏み固めながらやっていたタイミングでMVPをいただけたので嬉しかったです。

Q9.

ロゾパンサンの社風や雰囲気はどんな感じですか?

前向きでチャレンジングな社風だと思います。みんな優しいですけど、内面は熱いですね。業務に必要な知識を得るために常に勉強している方が多いですし、価値を発揮するためによく考えて仕事しているなっていうのは感じます。自分が足踏みしたり停滞したりすると、みんな努力しているのにな、と思って焦りますね。こういう話ってロゾパンサンに限らず他社のインタビュー記事とかでもよく見ることがありますが、ロゾパンサンの社員は本当に勉強していると思います。大学の同期の会社の話とか聞くと、仕事以外の時間で勉強したりインプットしたり意識してやっている人の方が世の中全体としては少ないんだなって感じました。市場価値を高めていくには、妥協せずに勉強して差をつけていかないとと思います。

Q10.

最後に、今後挑戦したいことや目指すところはありますか?

ディレクターをメインにやってきて、制作業務において気を付ける点とか、どういう考え方で作らなくてはいけないかとか、デザイナーだけ経験していたら手に入らない経験を得ることができました。そして入社3年目にしてやっとデザイナーとして専業することができたので、デザイナーとしては新たなスタートを切ったばかりです。ディレクターの仕事を通じて得た知識やコミュニケーション力を活かして、今後はデザイナーとして活躍していきたいです。

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