Communication design

brand creation

まさか25歳でファッションブランド立ち上げに携われるとは思いませんでした

プランナー

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佐野 友香

Profile

2020年11月中途入社

コミュニケーション・デザイン事業部ブランド・クリエーションユニット

横浜市立大学経営学部卒業

大学在学中にアパレル販売を経験、同時にインターンにてプレスアシスタントを経験し、卒業後はPR・プレスアシスタントとして従事。プライベートでは、HIP HOPが好きでよくライブに行く。

Q1.

ロゾパンサンに入社する前の経歴を教えてください。

新卒でファッションのPR会社に入社してプレスをやっていました。アタッシュドプレスと言って、発注側のブランドや企業から依頼を受けて、対外的なPR業務を行なっていました。前職ではファッションのショールームを持っていて、そこに契約している複数のブランドのサンプルを置いていました。ショールームにリースに来たスタイリストさんへのリース作業やプレスリリースの作成、展示会の運営、他にも雑誌やWebメディアなど、対メディアへのアプローチを中心にやっていました。インターン期間も含めると3年弱在籍していました。

Q2.

ファッションに興味を持ったきっかけは?

小学生の頃にファッション誌を見ていて、特集とかインタビューのところで「プレスの〜〜さん」って紹介されているのを見て、「プレスになりたい!」って思ったんですよね。モデルになることに対しての憧れはなく、とにかくプレスになりたいって思っていました。大学生になった時にプレスになるにはどうすればいいか調べて、新卒でブランドに入っても最低2〜3年は店舗での接客をしないとプレスにはなれないと知りました。それなら大学生の間に接客の経験を積んでおいたほうがいいと思ってアパレル販売のアルバイトを始めて、新卒でプレスになることを目指していました。基本的に新卒でプレスを採用しているところは少ないのですが、たまたま前職では募集していてたまたま受かることができました。

Q3.

プレスになりたいという小学生の頃からの夢を叶えましたが、転職を考えたのはなぜですか?

前職は対面でないとできない業務が多くて、リアルよりもオンラインやWebに詳しくなりたいという思いが強くなって転職を考えました。プレスの仕事は、ショールームでスタイリストにアイテムを貸し出すのも来てもらわないといけないし、キャラバンも行って会わないとできなくて。オンライン上でできないわけではないですが、基本対面でアナログでしたね。

オンラインやWebに詳しくなりたいといってもファッション業界での経験しかないのでどんな仕事がいいのかもわからず、とりあえずWeb広告って検索していろんな会社を見ていました。ちょうど先輩がWeb広告の会社に勤めていたので話を聞いたら、Web広告だけの会社だとやれることが限られるしオススメしないよって言われて。そんなに転職を急いでいなかったので社会見学だと思って転職サイトでいろんな会社の求人を見ていました。そこでたまたまロゾパンサンを見つけて、楽しそうだなと思って応募してみました。応募したらすぐに人事が面談をしてくれて、その後代表と最終面接をして気付いたら内定をいただけていました。本格的に転職活動をしていたわけではないのでロゾパンサン以外の会社は受けていませんでした。

Q4.

ロゾパンサンに転職することを決めたのはどんな理由ですか?

手掛けている事業が幅広いので面白そうだと思いました。よくわからないままWeb広告から探し始めるところからスタートし、先輩から「広告だけだとやれる幅に限界があるよ」と聞いていたこともあったため、事業の幅広さに魅力を感じていました。ロゾパンサンは、Web広告だけではなく、コンサルティング、コミュニケーションデザイン、クリエイティブプロダクションがありますが、Web制作のチームが社内にあればできる仕事の幅が広がって面白そうだなって当時思ったのを覚えています。

Q5.

入社してからの業務を教えてください。

入社後はコミュニケーションデザイン事業部でコミュニケーションプランナーとしてインフルエンサーのアサインや展示会のメディア誘致などをメインに行なっていました。2021年12月にブランド・クリエーションユニット(以下BC)が新しくできて、そのタイミングでユニットに入りました。BCではファッションブランドのプロモーション支援を行なっています。現在はロゾパンサンのグループ会社であるRPBC株式会社(以下RPBC)にも籍を置き、そこではファッションブランドの立ち上げや運用を行なっています。RPBCが2023年6月にスタートしたmisoraはブランドの立ち上げから担当しています。まずはディレクターとして一緒にブランドをやっていただける方を迎えるところからでした。ブランドのイメージに合いそうなモデルや芸能人の方を決めて事務所へ連絡したのですが、縁があってモデルの馬場ふみかさんをクリエイティブディレクターとして迎えて一緒にやることになりました。

まず、コンセプトとブランド名を決めるところから始めました。misoraは「as is / ありのまま」をコンセプトにしています。その次は、OEMをどこにするか何社も問い合わせて決めて、生地を決めてアイテムを作りました。あとは、商品の撮影やブランドサイト制作なども進めていきました。そして2023年6月にブランドとして立ち上がり、ECサイトでの販売を開始しました。

Q6.

一からブランドを作っていくことに参加していかがでしたか?

ものづくりの経験がほとんど初めてだったため、工程も専門的なワードもわからず大変でした。アパレルで働いていたのでウールとか服の生地はわかったんですけど、この生地だとこういう形になるみたいなイメージまではできないですし、この生地はこういう染め方はできないとか専門的なことはわからないじゃないですか。とにかく初めてでわからないことが多かったので、泣きたくなることもありました。でもモノづくりのアドバイザーで入っていただいた方やOEMの方々が一から丁寧に教えてくださって本当に助けていただきました。こんなに何もわからない自分に優しく教えてくれて感謝しています。

大変なことばかりではなくて、misoraの商品が売れて、Instagramのフォロワーが1万人を超えてっていうのが見られた時はすごく嬉しかったですね。ブランドを作って利益を生み出すことで会社に与えるインパクトって大きいし、影響力の大きな仕事ができた達成感がありました。今後はmisoraをもっと多くの人に愛してもらえるブランドにしていきたいと思っています。

Q7.

misoraの立ち上げ後はどんなことをしているのですか?

InstagramなどのSNS運用を始めとしたPR周りのことをやっています。ECでの販売のみで店舗販売はないため試着してみたいというご要望が多くて、ポップアップイベントも開催しています。ブランドローンチのタイミングでは展示会も開催しました。会場を借りて試着室やアイテムを並べて接客するのですが、話すことが好きなのでこういったイベント運営は楽しいですね。

グループ会社のRPBCに在籍してやっている業務はmisoraのようなファッションブランドの立ち上げや運用ですが、もちろんロゾパンサンのBCの業務も複数並行してやっています。これまでに人気アーティストのグッズ撮影のデレクションを行った経験もあります。フォトカードやクリアファイルの写真撮影なのですが、どんなテーマにしてどんな衣装にするか、カメラマンは誰に依頼するか、どこで撮影するかなど、全体の企画から撮影当日のディレクション、写真の納品まで手掛けました。

他には、有名デパートが販売しているパンプスのリブランディングの案件もありました。リブランドの方向性をストラテジーユニットが決めて、BCでビジュアルの方向性を決めて、プロダクションユニットで撮影とECサイト作成を行なった案件です。社内で連携しながら進めていきました。

ファッション領域だけでなく、採用動画のディレクションも行っています。プロダクションユニットでWebサイト制作を行なったクライアントの案件で、採用を強化したいということで社外向けの動画制作のディレクションをすることになりました。

Q8.

ロゾパンサンの魅力はどんなところですか?

若いうちにいろいろやらせてもらえるところですね。大企業にいるよりも影響力の大きな仕事ができていると思います。ロゾパンサンの業務の他に、グループ会社であるRPBCのビジネス拡大にも関わることができて責任のある仕事を任せてもらっている実感があります。まさか25歳でファッションブランドの立ち上げに携われるとは思いませんでした。また、同じことをずっとしているわけではなくクライアントが違ったり商材が違ったり内容が全く違ったり、すごくいろんなことができて広い視点から物事を見られるようになってきたと思います。

あとは、コンサルティング、広告、クリエイティブ制作など、専門部署があるから、わからないことがあればすぐに聞けて社内で解決できるところも他社にはない特徴だと思います。misoraのセールスプロモーションで広告をやることになったのですが、広告運用のことはわからなかったのでメディアマーケティングユニットの方に勉強会をしてもらいました。他にもコンサルチームの方にGoogle Analyticsの詳しい見方を教えてもらうなど、自分がわからない分野について、実際にその仕事をしていて経験や知識を持っている他の部署の人から直接教えてもらえるのはすごくありがたいですね。

Q9.

今後挑戦したいことはありますか?

挑戦というよりも、色々なブランドのキャンペーンやグッズの制作周りやらせてもらっているのでそういう仕事を1つ1つしっかりやっていきたいです。企画・撮影・分析を包括的にできる人間になりたいと思っています。そしてロゾパンサンにもっと実績を残せるようになりたいです。

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