Account Planning
Account Planning
厳しい環境のほうが
成長スピードは早いし
苦労は若いうちにしたほうがいい
アカウントプランナー
01
川道 優輝
Profile
2022年新卒入社
アカウント・プランニング事業部
立教大学経済学部経済政策学科卒業
中高ではソフトテニス部に所属し、県大会ベスト8という戦績を残す。趣味は、海外サッカー観戦、料理(男飯)、旅行、お酒と多趣味。休日は飲み会やドライブ、旅行などアクティブに過ごす。
Q1.
学生時代に就職活動をしていた時はどのような軸を持っていたのですか?
軸は3つあって、1つは営業職、2つ目は売上インパクトのある商材を扱う、3つ目は成長できる環境か、と言う観点で企業を見ていました。
大学時代のアルバイトは予備校のチューターをやっていて、志望校合格に向けて現在の成績と志望校とのギャップを分析した上でどの授業を取るかなどの学習プランを作って提案する業務が好きでした。それがきっかけで、プランニングをして提案をする仕事を続けたいなと思いました。コンサルタントが近い職業だと思ったのですが、プランニングをメインにやりたかったので営業職に絞りました。
2つ目の売上インパクトのある商材を扱うという点ですが、有形商材だと会社の売上へのインパクトは小さいと感じていました。広告やWebサイトなどマーケティング領域の営業の方が直接売上に貢献できると思いました。
3つ目は成長できるかどうかですね。僕自身、怠惰なところもあって環境にお尻を叩いてもらわないとできないので自分にとって厳しいと思える環境にいこうと思いました。そのため社員数が100名前後のベンチャー企業に行こうと決めていました。
業界は、人材紹介・マーケティング関係のツールを扱う会社・ロゾパンサンのようなマーケティング支援の会社の3つを見ていました。
Q2.
なぜロゾパンサンを選んだのですか?
ロゾパンサンはマーケティングを軸として上流から下流まで、一気通貫でお客様の課題解決を支援できるのでソリューションが広いし、すぐに営業させてもらえる環境なので魅力を感じていました。
最終的に、面接を受けた企業の中で一番働くイメージが持てたのが入社の決め手でしたね。200〜300名規模のベンチャーも受けていたのですが、誰と働くのかイメージできなかったんです。ロゾパンサンの最終面接では、現在の上長である近﨑さんが面接官だったのですが「この人の下で働きたいな」って強く感じて。雰囲気の良さを感じたのと、一緒に働くイメージが持てたからロゾパンサンだなと思いました。
あと、いいことばかりじゃなくてマイナスポイントも説明してくれたのが良かったです。アカウント・プランニング事業部は当時まだできたばかりの組織で、教育体制も結果が出せる体制もまだしっかりしていないけど大丈夫?といろいろ赤裸々に話してくれたので逆に信頼できるなと感じました。
Q3.
マイナスポイントを聞いて不安にはならなかったのですか?
予備校のチューターとしてアルバイトをしていた時は、マニュアルがかなり整っていて自分の業務範囲が明確に決まっていました。社員の方も決められた範囲でマニュアルに沿って仕事をしていて、それにあまり魅力を感じませんでした。その経験もあって自分はもっと自由度の高いベンチャーでやりたいなって思っていたんです。だから心配な気持ちはほとんどなかったですね。仕事を始めた当初は、自分でこんなに調べるんだと驚きましたが、今では当たり前になっています。
Q4.
入社してからはどんな流れで仕事に取り組んでいますか?
大学4年生の10月からインターンとして働き始めたのですが、2〜3日目から実務を開始していました。バディの先輩のアシスタントという形で先輩が提案書を作るのに必要な情報収集などを僕がやっていました。10月〜1月は先輩のアシスタント業務がメインで、1月からはクライアントへの提案も始まりました。実際にやりながら覚えていくスタイルですね。動画教材もあるのでそれも活用しながら必要な知識を身につけています。本格的に入社した4月以降はとにかく量に振り切って経験値を積んできました。
Q5.
アカウントプランナー(以下AP)としての業務内容を教えてください。
まず、社内の別の部署が企業とのアポイントを取ってくれるので、初回商談からAPが担当します。商談では当社の事業概要を説明し、クライアントの事業課題やマーケティング課題をヒアリング。商談後、社内のスペシャリストと協業をしながら、ソリューションを提案書にまとめてクライアントへ提案します。受注後は当社のプロジェクトチームを組み、ソリューションの実行・完了まで携わります。
ソリューションとしてはコーポレートサイトなどのWebサイト制作やECサイトの構築・運用、WEB広告の運用、映像が多いですね。初回商談を終えたら大体3週間前後で提案をするので提案書の作成に入ります。例えば、Webサイト制作であれば、Webサイトで何を実現したいのか、Webサイトの目的とターゲットを踏まえた上で、各ページの仕様を考えます。仕様を考えるのは社内のデザイナーと一緒に行うのですが、提案の時にクライアントがイメージしやすいようにWebサイトトップページのデザインイメージを作ってもらい提案書に盛り込みます。Webサイト制作の他にも広告の方がクライアントの目的に合っている場合は広告の部署とやりとりをして提案書を作っていきます。そしてクライアントへ提案し、無事受注できたら、契約書や発注書などの書類の締結へと進みます。書類の締結が完了したら、プロジェクトメンバーとクライアントとのキックオフミーティングを実施するところまで担当します。
月によって数は異なりますが、だいたい初回商談は月に6件以上、提案は4件程です。建設会社や通販会社、マーケティングリサーチの会社など、クライアントの業界は幅広いですね。
Q6.
提案書の作成やクライアントとの商談は慣れてきましたか?
大枠は掴めてきていますが、まだまだ学ぶこと、改善するべきことが多いですね。
例えば、Webサイト制作を依頼されてどんなにいいデザインのWebサイトを作っても、クライアントの課題を解決できるものでないと意味がありません。クライアントの叶えたいことを実現できるWebサイトにするには、クライアントの会社や事業内容、属する業界の理解も必要です。それらを把握した上で、クライアントの課題やサイトの目的、叶えたい姿を理解します。そしてさらに、それをサイトの構造とかページ構成っていう根幹の部分に落とし込んでいくのがすごく難しいですね。根幹が的外れなものになってしまうと成果が上がらないので。こういった仕組みを理解して心掛けることができるようになったのは入社して1年以上が経ってからでした。
それまではとりあえず提案書という形にすることで精一杯でした。まずは量をこなして慣れていくということで5月ぐらいに提案書の作成数を増やしたのですが、1つの提案書を作るのに何日もかかるし、内容も満足いくものにはできなくて。時間は使っているのに成果が出ないという状況で辛かったです。効率よく作成するために、提案書という最終アウトプットに落とし込む前に絵コンテを描いてみたりして構成を考えるようにしました。そうしたらだんだん作るスピードが上がってきましたね。
その次は質を上げていくというフェーズですね。提案書の形はできているけれど、提案内容の質がまだ低い。精度の高い提案書を作るためには、とにかくクライアントに関連する情報をたくさん集めることが大事だって気が付きました。そして情報の集め方に関しても、どんな情報を集めるか、どういう手段で集めるかっていうことを考えるようにしています。情報設計や調査などの事前準備をしっかりやることで質の面は今も改善中です。
提案書のチェックや商談の同席で上長や先輩がサポートしてくれるのでアドバイスやフィードバックをもらって質を高めていっています。
Q7.
仕事のやりがいや面白さはどんなところですか?
営業なので受注できた時は嬉しいですよね。特に自分で考えた提案書が評価された時はすごく嬉しかったです。提案書はある程度フォーマットがあるのですが、フォーマットがないパートを作りました。SEO対策の案件だったのですが、自分で調べて、分析して、アウトプットもしてそれが評価されたんです。人から教えてもらってやったことが評価されるのではなく、一から自分で調べて作ったものが評価されたことで僅かですが成長したんだなと感じました。
Q8.
ロゾパンサンのいいところを教えてください。
みなさん仕事に対して前向きに責任感を持って取り組んでいるのを感じます。クライアントへ価値を提供するためにすごく考えているし、社員同士が高め合っていける環境だと思います。
入社して数ヶ月間は、アカウント・プランニング事業部には僕以外に新卒や第二新卒のメンバーがいませんでした。一番歳が近い先輩が20代後半で、もう既に戦力として活躍していたので、自分もその先輩を基準にしていて最初から目指している目標が高い状態でした。ベンチャーならではですよね。それが自分にとっては良かったのかなって思います。目指しているレベルと自分の現状とのギャップが大きかったので、大変でしんどい思いはしましたが、苦労は最初にしたほうがいいと思っています。適度に厳しい環境を選んだほうが成長スピードは早いし、ロゾパンサンに入社して良かったです。
Q9.
今後の目標はありますか?
3年目にはアカウント・プランニング事業部の主戦力になっていたいです。今主戦力として活躍しながら僕に業務を教えてくれている先輩たちと提案内容や目標金額も同じような土俵に立って、競り合えるぐらいになりたいです。
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